動画アノテーション
動画プロジェクトのアノテーション方法について説明します。
動画プロジェクトとは
動画プロジェクトでは下記のように、動画データに対してアノテーションできます。
データの種類
- MP4(H.264)
- MOV
- AVI
AVIの動画は、MP4に変換して表示されます。
データの容量
1動画あたり最大250MB
矩形(Bounding Box)
矩形のアノテーションは以下の手順で行います。
- 右サイドメニューからアノテーションを選択
- 開始地点をマウスでクリック
- 終了地点でマウスで再度クリック

Video Bounding Box Annotation
キーポイント(Keypoint)
キーポイントのアノテーションは以下の手順で行います。
- 右サイドメニューからアノテーションを選択
- 地点をマウスでクリック
線(Line)
線のアノテーションは以下の手順で行います。
- 右サイドメニューからアノテーションを選択
- 開始地点をマウスでクリック
- 終了地点でマウスで再度クリック
骨格推定(Pose Estimation)
骨格推定のアノテーションは以下の手順で行います。
- 右サイドメニューからアノテーションを選択
- 各骨格に対応する地点をクリック(繰り返す)
*画面上見えない骨格地点は、表示・非表示を切り替えアイコンをクリックすることで表示・非表示のフラグを切り替えることができます。
骨格推定編集方法
編集したい場合、アノテーション対象へフォーカスをあて、右クリックでコンテキストメニューの[アノテーションを編集]を押下することで編集モードへ切り替わります。
また、ショートカットー「E」が付与されているので、フォーカスをあてた後に「E」を押下するだけでも編集モードへ切り替えが可能です。
分類(Classification)
動画全体に対して分類のアノテーションができます。

Keypoint Annotation
フレーム補完
新しくアノテーションを付与する
動画プロジェクトではフレーム始点と終点をアノテーションすることで、その間のフレームのアノテーションデータの座標情報を線形的に自動で補完できます。(ユーザーによってアノテーションされた箇所はフッターのフレーム情報の箇所に白い点が記載されます。)

Auto Complete Frame
途中のフレームのアノテーションを修正する
既存のアノテーションデータに対して、特定のフレームにあるアノテーションデータを修正すると、そのフレームの以前と以降に対して、フレーム補完機能が自動で座標情報の再計算を行います。

Auto Complete Frames
アノテーション付与のON/OFF
対象のフレーム以降のアノテーションの自動付与をOFFにしたい場合は、アノテーションデータを選択して、右サイドバーに表示されている「以降のフレームをON/OFFにする」をクリックします。
ON/OFFにするとそのフレーム以降のアノテーションデータが削除されます。

ON/OFF Annotation
特定のフレームのON/OFF
特定のアノテーションのON/OFFを切り替えた場合は、対象のフレームに存在するアノテーションデータを選択して、右サイドバーに表示されている「現在のフレームをON/OFFにする」をクリックします。
ON/OFFにすると、現在のフレームのアノテーションデータが追加/削除されます。
自動物体追跡(トラッキング)
アノテーション画面の下部にあるビデオコントロールの「次10フレームの物体トラッキング」ボタンをクリックすると、物体の動きに合わせて自動で10フレーム先までアノテーションデータを付与します。

Auto Tracking Annotation
アノテーションの結合/分割
アノテーションデータを特定のフレームをもとに、2つのアノテーションデータとして分割したい場合は、下記のように対象のアノテーションを選択して、右クリックするとでてくるコンテキストメニューから「アノテーションの結合を解除」を選択することで、2つに分割できます。

Merge and Unmerge Annotation
また、複数のアノテーションデータを結合したい場合は、対象のアノテーションデータを選択して、「アノテーションを結合」を選択すると、1つのアノテーションデータに結合できます。
フレーム選択
アノテーションクラスの属性で「フレーム選択」を選択すると、フレーム単位で対象のアノテーションデータに対して「状態」を付与できるようになります。
例として、動画に写っている人の動作をフレーム単位でアノテーションしたい場合に、人が「走っている」や「歩いている」などの状態を付与できます。

Frame Selection
Updated 5 months ago